株式会社インディージャパン、株式会社スケールアウト、ブレイクポイント株式会社はシード期のスタートアップへの投資・支援を目的とするXVC有限責任事業組合(以下XVC)を共同設立しました。2021年7月からアクセラレータープログラム『X-DOJO』を実施することを決定し、第1期プログラム(2021S)の参加企業の募集を開始します。■XVCとは

・設立の背景
日本におけるスタートアップの調達件数は2018年の2,428社をピークとして減少に転じ、2020年には1,537社となり、特にシード期のスタートアップへの投資件数の減少が顕著です。(出典:【解説】2020年国内スタートアップ資金調達トレンド、https://initial.inc/articles/japan-startup-finance-2020-analysis、2021年5月22日閲覧)
スタートアップエコシステムにおいてスタートアップの起業数を増やすことは将来に向けて重要であり、そのためにはシード投資の継続的な実施が不可欠です。シード投資のボトルネックを解消し、将来大きく成長するポテンシャルを秘めたスタートアップの母数を増やすため、XVCを設立することとなりました。

・XVCの強み
XVCのメンバーであるインディージャパンとブレイクポイントはこれまでZENTECH DOJO、Tokyo XR Startups、Future Techアクセラレーターというアクセラレータープログラムを運営して来ました。2つのプログラムを合計すると支援先企業数は37社、フォローオン投資獲得率(※プログラムを修了した企業による、プログラム参加時の出資以上の金額、Valuationの双方を満たす次回ラウンドの投資の獲得率)は91.8%、支援先企業のValuation合計は535億円に達し、国内ではトップクラスの実績を有しています。
また、スケールアウトはこれまで日本における仮説検証を土台とする体系的ノウハウを駆使する起業家教育の第一人者として40社以上のスタートアップや20社大企業の新規事業立ち上げを支援した実績を有しています。
インディージャパンとブレイクポイントが有するアクセラレータープログラム運営能力とスケールアウトが有する起業家教育の体系を統合し、(1)世界最高水準のアクセラレータープログラムの実施、(2)ベンチャーキャピタルファンドの組成及び運用、などの事業を展開していきます。